旦那さんが夜勤の時は夜のDVD鑑賞するのが習慣になってます。
今日は旦那さんが夜勤なので、子供寝たあとは恒例のDVD鑑賞してました。
長女さんが明日のレクレーションに持っていくと言っていたシフォンケーキ焼いてから観たので、気がついたらこんな時間に、早く寝なきゃ……。
ちなみに今日観たのは『紀子の食卓』。
あらすじ
田舎に住む17歳の平凡な女子高生・島原紀子は、家族との関係に違和感を覚えていたが、ある日インターネットのサイト「廃墟ドットコム」を知る。彼女はそこで知り合った女性を頼って東京への家出を敢行、「レンタル家族」という虚構の世界で生きていくが…。
『自殺サークル』という映画の続編らしく、タイトル聞いたことあるけど観たことなかったので、それは今度みるとして……。とりあえず一言の感想は
私、年取ったんだな~・・・・でした。
この作品、家族って、自分自身ってなんなんだろう?っていう問いかけが一つ趣旨としてあるんだろうけど、結婚して子供が出来た今、ついつい親の立場で話追いかけてしまう自分がいました。
確かに、娘の立場で考えて、紀子のように親に違和感や反発を覚えた時期が自分にもあったはずなのになぁ…。思い出せはしても、今実感としてもう自分の手の中には戻ってこないのですね。
ここまで極端な父親・母親ではないと思うけど、やっぱり子供のやる事には口だしちゃったりするし、あんな風に子供に他人みたいな態度とられたらきっと私泣いてしまうだろうな~~、なんて、本来のこの作品の狙いとは全く違うだろう所で、せつなくなってしまったりしてました^^;
ここは自分の住むべき所じゃないとか、本当の自分をわかってくれないとか。
それじゃあ、わかってもらえる努力を自分はしたのかっていうと、それはしない。 紀子も黙って拗ねて先回りして父親の言動を予想して初めから諦めるよりも、殴られても自分の気持ちを吐き出していればよかったのにと思ったりしますが、それが出来ていれば苦労しないよってなもんなんでしょうね。私も実際そうだったような気がするなぁ。
そして自分自身を捨てて違う自分になろうとするけど、結局自分は自分でしかなくて、それ以外のものには絶対になれない。それを捨て切れるのか抱えて生きていくのかっていう分岐があるんでしょうね。
私もきっとそのうち子供に「お母さんはわかってない」とか言われるようになるのかな~?もうすでにこっそり思われてたりして……あぁ、怖いなぁ><
子供のご機嫌取りながら生活しようとは思わないけど、耳をきちんと傾けられる親になれるように日々精進しないとな、と思います(´・ω・`)
それにしても、結局はあの家族で新しい出発をする感じになるんでしょうかね?
とりあえずそれぞれに一応決着はついた感じで終わったな~という終わり方だったのでモヤモヤはしなくてよかったです。